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もう幼ければなんでもいい

【長編RPG】『ハチクマTOK』 思い出と感想

昔、はちみつくまさんという二次創作同人ゲームサークルがありました。
2000年頃には既に活動しており、初期の頃はKeyやLeaf作品といった当時大人気だったエロゲのRPGを制作していました。

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大量の少年漫画パロディを始めとして、当時の同人界隈のノリが凝縮された作品群が特徴で、今見ると、いやむしろ当時からキツいと感じるような要素も少なくありません。
その一方で、「俺が考えた最強のRPG」とでもいうべきゲームシステムや戦闘バランスに特化した高難易度RPGとしての完成度は非常に高く、BGMやグラフィックなどもかなりハイレベルな作品を作り続けサークルでした。
技術的な面でも、ツクールの限界に挑んだ変態のうちの1人(1チーム)だったと思います。


『TOK』はそんなはちみつくまさんの4作品目の作品、だったのですが……。
2004年にリリースされたのは、前編のみ。
突然の前後編での分割商法だったと記憶しています。
その前編すらバグまみれ、戦闘アニメは未実装のものばかり、あげくラスボスには毒とスタンが効きまくって簡単にハメ殺せるなど、未完成以前の状態でした。
その後完全版が発売されたのですが、その時すでに自分ははちくま作品から殆ど離れており。





そしてその17年後の今、ふとしたきっかけから完全版をプレイすることになったのですが、自分が知っているTOKから完全に生まれ変わった完成度になっており、言葉短く言うとめちゃくちゃ面白かったです。

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ストーリーやノリ以外の点はやはりキツさがあるものの、重厚な骨太RPGとして、これを上回れる作品は中々ないんじゃないかと思えるレベルです。

「良くも悪くも当時の同人界隈の中でも一際クサみの強い同人ゲームをやりたい人」
「育成やバトルが面白ければ、ストーリー要素が酷くても気にならない人」
「ここまでのスクショを見てやってみたいと思った人」
には、試しにプレイしてみて欲しい作品ではあります。

https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ130036.html
現在では簡単にDL版を購入できます。
当時は通販くらいしかありませんでしたが……良い時代になりました。

17年前にプレイして半端なところで投げてしまった(半分投げざるを得なかったんですが)名作を、今になって再びプレイすることになるとは思いませんでした。
ゲームも最高に面白かったし、過去のわだかまりに1つケリをつけられて満足です。

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ゲームが忙しい

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この2つをメインに遊んでます
面白くてちょっと記事書く時間が取れない

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【長編RPG】『ドラゴンボールZ RPG』 感想

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2009年に体験版が公開されたドラゴンボールZ RPG
それがついに、2021年の8月に完成版が公開されました
12年の年月の果てに公開されたこの作品は、待ちわびていたプレイヤーの想像を超えた、化け物としか言えない大作となっていました。

(版権的には完全にアウト寄りの作品であるため、そういったものに嫌悪感を覚える方にはこの記事を読むのをおすすめ致しません)





【ドラゴンボールZ RPGが生まれるまで】

この作品の説明をする前に、まずは原作であるファミコンのドラゴンボールRPGシリーズについて触れなければならないでしょう。

ファミコン時代の当時、3部作とも呼べる形で3本のドラゴンボールのRPGが出ています







それぞれサイヤ人編、フリーザ編、人造人間編となっており、マップ移動やバトルに「カード」を主軸を据えている共通システムのナンバリングシリーズです。
(厳密にはもう1本外伝作品が出ているのですが、そちらはオリジナルストーリーとなっています)



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(画像は本作『ドラゴンボールZ RPG』)



システムはもちろん、キャラクターがバトル中に動き回り時にはカットイン付きで派手に必殺技を放つなど、演出面でも非常に個性的なゲームであり、記憶に残っている方も多いと思われます。

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(画像は本作『ドラゴンボールZ RPG』)





しかしこのシリーズには今なおネタにされ続けている致命的な欠点があり、なんと3作目の時点で原作漫画でセル編が終わっていなかったため、途中でブツ切りで終わってしまったのです。
ゲームタイトルもあくまでセル編ではなく人造人間編と銘打たれており、それゆえ主人公である悟空がほぼ活躍しないまま、あまりに唐突なタイミングでゲームが終わる上に、悟空自身がそれをネタにするという屈指の迷シーンが誕生してしまいました。

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(画像は本作『ドラゴンボールZ RPG』)



全てが終わってから決意を固める悟空でしたが、その後カードバトルRPGとしてここから先がゲームになることはありませんでした





【ドラゴンボールZ RPGの内容】

本作『ドラゴンボールZ RPG』は、そんな無念な終わり方を迎えてしまったシリーズの完全版のような内容になっています。



中盤までは基本的には原作ゲームに忠実に、ファミコンRPGの3部作をなぞるようにストーリーが進んでいきます
3部作コレクションと言ってもいいです。
冒頭にも書きましたが、素材は主に原作ファミコンゲームのものを用いています。

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3部作がひとつまとまっている関係で、ストーリー進行度合いに応じてタイトル画面やバトル演出が変化するといった演出もあります。
実は本作はツクールVXで作られており、それでファミコンRPG3部作を違和感なく再現しているのはどういう技術が用いられているのかまったく分からないのですが、とりあえず製作ツール等に関しての話題は置いておきましょう。

ここまでの時点で驚愕この上ないのですが、ここまではまだ原作をなぞっている面が強く、ぶっこ抜き素材を流用して作られたクローンゲームの領域の範囲内という印象は強いかもしれません。



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実のところこの3部作再現パートの段階においてすら新バトルシステムや追加イベント、原作ゲームでは加入しなかったキャラクター複数名の参戦、SFCのRPG超サイヤ人伝説もフリーザ編に組み込まれているなど、元とは別ゲーレベルに変わってはいるのですが
いるのですが……原作ゲームには欠片も無かった「人造人間編から先がちゃんと作られている」ことの衝撃の大きさは流石にそれ以上に絶大
でした。

そう、このゲームではセル編のすべてが完成しています



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当然、そこから先に新規に登場するキャラクターや必殺技のグラフィックは自作ですし、BGMも様々なゲーム作品のものをファミコン風アレンジにしたもの等が数多く使われるようになります。
更に本作のオリジナルのイベントも大量にあり、3部作パート以降も凄まじいボリュームになっています。

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ちなみに最初から最後までZ戦士全員が活躍でき、漫画では終盤は戦力外となってしまうクリリンやヤムチャ、チャオズも最前線で戦い続けることができるようなバランスになっています

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さらに好きなキャラクターをひいきして経験値を多めに分け与えたりできるシステムもあり、特定のキャラクターに強い思い入れがある人には非常に嬉しい作風となっています
SFC超サイヤ伝説のように原作再現に特化したバランスもまた面白いのですが……。





【ドラゴンボールZ RPGの総評】

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幼少期の頃にプレイして中途半端なところで終わったしまったあのゲームシリーズの続きが、グレードアップして現代に帰ってきた。
夢かと見紛う内容で、12年間待っていて本当によかったと、そう思わせてくれる最高のゲームでした。
版権的な面では完全にアングラ作品ではあるものの、その点で本当に文字通り地中に埋もれてしまうのは、あまりに惜しく思います。

クローンゲームという時点で愛もクォリティもクソも無い……そういう考え方のほうがむしろ真っ当であり、拒否反応を覚えるのは自然なことだと思います。
ですがもしあなたが、こういうったゲームに抵抗が無く、原作のドラゴンボールのカードバトルRPGシリーズが好きだったのであれば、こちらから手に取って欲しい、というのが自分の本音です。







こちらはファンの方が制作されたPV。
本作独自のシステムも紹介されているので、気になる人は是非ご覧になってください。

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