もう幼ければなんでもいい

3DS『世界樹と不思議のダンジョン』 感想

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先週発売された、3DS『世界樹と不思議のダンジョン』がプレイ終了したのでとりあえずの感想です。

『世界樹と不思議のダンジョン』は、その名の通り世界樹の迷宮と不思議のダンジョンシリーズがコラボした作品です。
世界樹は2、3、4プレイ済み、不思議のダンジョンはトルネコ1~3とシレンの3、4以外はプレイ済み。



『かなり面白かったけど、だからこそ、それ以上に非常に残念』というのが正直な感想。

基本的なゲームの雰囲気としては、世界樹7、不思議のダンジョン3といった割合に感じました。

全体のシステムとしては10種類ある職業からキャラを選択して4人パーティを作るという世界樹方式。
もちろんレベルアップによる選択式のスキルの習得も世界樹方式であるため、
RPGにおける醍醐味とも言える自分を強くするという楽しみは殆ど世界樹の迷宮そのものです。
ダンジョン探索においてもその世界樹らしさは失われずに、4人の連携によって深層へ向かうことになります。



世界樹寄りのそのゲーム性の反面に、割を食った形で損なわれてしまったのが不思議のダンジョン要素です。
基本的にハラ減りの心配はなし、アイテムの種類も少ない、
そしてなにより、武器や防具に特殊性能などは殆ど無いと言ってもよく、個性がない。
さらに敵の種類が少なめで、バリエーションが非常に少ない。
味方が4人もいるため戦闘のテンポも若干悪くなり、しかも画面の視界の狭さが起因となって、
ただ歩いているだけでもはぐれてしまう仲間AI…。
というかAIが全体的に時折アホすぎる行動をしてしまい、さらにテンポが悪くなる…。
ダンジョン内のお店も、なんだかショボイアイテムしかなくて全然ワクワクしない…。
そして公式からパーティ加入を推奨されているある職業を入れた瞬間、
味方全体が敵から受けるダメージはほぼ全て1になりもはやぬるま湯以下の水風呂と化す極端なバランス…。
そして、いわゆるもっと不思議にあたるダンジョンがない…。

…などなど、不思議のダンジョンシリーズ特有のテンポの良さ、ハラハラ感、そしてそこから生み出される充実感が、
この作品にはないように感じました。



他にも色々な新規要素があるのですが、そのどれもが、イマイチ活かしきれてないというか、
突貫工事だったような印象が否めませんでした。




振り返ってみると不満点が多いのですが、それはこのゲームの基礎がそれだけよく出てきていたからこそです。
クソゲーだったら、その一言で終わりです。

総評としては、「がっつりとした不思議のダンジョン要素」を遊びたい人にはあまりおすすめできず、
逆に世界樹シリーズのファンならば新鮮な良作になるんじゃないかと思いました。

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