もう幼ければなんでもいい

steam版『Mighty No.9』感想

header.jpg

長い年月を経てついに発売された、『Mighty No.9』の感想です。

Steam版作品ページ



難易度ノーマルでクリア。
プレイ時間は6時間。

一言で、かつぶっちゃけて言うとロックマンクローンゲーム。
前評判に反してかなり厳しい評価となっている本作ですが、他の方のレビューを見たところその殆どは難易度の高さに起因しているようです。
確かに今の時代で何度もやられて何度もやりなおす作風は合っていないのかもしれません。
逆に言えば、その難易度が気にならない、しっかりとしたアクションゲームをプレイしたい人にはおすすめできます。

また、オプションで残り残機を9まで増やすことができるのですが、アクションゲームに自信がない人は躊躇いなく残機9でスタートすることを強くおすすめします。
こうすることで同じステージのやり直しを極端に少なくできるので比較的サクサクプレイできるようになります。
もしもこのことに気づかず投げてしまった人がいるならとても残念なことです。
プレイ時間を見る限り序盤で諦めた人も多いようで、少し勿体ないと思いました。

以下、良かった点と悪かった点について

【良かった点】
・スタンダードなアクションゲームであること。
今の時代にこうした普通に遊べる普通の2Dアクションゲームを企業が出してくれたこと自体が喜ばしいです。
難易度が高いからこそ、何度もプレイすればするほど自分の上達を感じられます。

・ステージのボスが、他のステージの攻略中に助っ人として助けにきてくれる
本作のボスは事情があって洗脳されているという立ち位置です。
撃破することで洗脳を解くのですが、そうして仲間になったキャラは他のステージ攻略の際にアドバイスをくれたり、助けにきてくれます。
この「一緒に冒険してる感」がたまらなく素晴らしく、Steamで販売されている名作ACT「Freedom planet」を彷彿とさせられました。

・コールちゃんが可愛い
コールちゃんが可愛い

【悪かった点】
・本作の目玉の吸収タックル
敵を弱らせたあと吸収タックルをすることで、雑魚ならトドメを、ボスなら蓄積したダメージを一気に与えることができます。
上手く使えれば爽快感に繋がるのですが結構問題の多いシステムでして、敵を弱らせる前にタックルすると当然こちらがダメージを受けます。
どの敵がどれだけ攻撃を当てれば弱らせられるのかが分かりにくく、誤タックルでダメージを受ける機会が多いです。
よく見れば弱った敵のカラーが変わったことがわかるのですが、そんなのを見てる余裕がなかったり、色が分かりにくかったりと…。
ボス戦においては致命的で、攻撃を与えるとダメージが一旦蓄積されて、一定以上蓄積されるとボスが紫色に変化し、吸収タックルを当てると蓄積したダメージを与えます。
しかしボスが紫色になってからすぐに吸収タックルを当てないと凄まじいスピードでボスの体力が回復していきます。
その上ボスが高いところに飛んだり地中に潜ったりしてタックルを当てられないことも多く、
敵の体力を見誤るとボスが紫色になった瞬間どこかへ行って体力全快、なんてこともかなりあります。

・多すぎる即死ゾーンによる難易度の高さ
基本的に本作はステージ道中の回復手段も多く、敵の攻撃で死ぬことはそこまでありません。
しかしそこかしこに散りばめられた即死判定の電撃や落とし穴により体力ゲージが無意味と化します。
もはや脈絡なく壁に電撃が走りまくっており、触れた瞬間に死。
「体力が無くなって死ぬことは少ないから、代わりにこっちで即死してね」と言われている気分になります。
これに触れるたびにやりなおしでは、初期残機2のままでプレイした人は投げても無理はないとは思います。
残機9でプレイすることをおすすめはしましたが、本作の推奨する機数はデフォルトの2なのだと思いますので、やはり結構相当辛い難易度だとは思います。

・最初が難しい
ロックマンもそうですが、味方が一人もおらず、特殊武器もない最初のステージ攻略が一番難しいです。
簡単そうなステージを探す作業も醍醐味ですが、それをみんなが面白く感じるかというと、それもまた難しいところ。

・シェイドステージの存在そのもの
糞の山、ゴミステージ。
構成が横にひたすら移動するだけで、一番右にたどり着くと左から出てくる無限ループという単調さ。
それだけならまだいいのですが、やることはなんとステージのどこかに隠れたボスを探すだけです。
道中は単調は上に回復アイテムが多いので雑魚にやられることはないです。
ボスを3回見つけるとステージがお約束通り即死電撃トラップまみれになります。
しかも4回見つけきるまでに死ぬとなんと最初からやり直し。
その度に、即死電撃以外に死ぬ要素がなく、特に何もギミックもなく、広くてつまらないステージの探索をあっちこっちとさせられます。
あまりにも酷すぎます。

・文章飛ばしができない
ストーリーの会話中にボタンで文章を飛ばせません。
僕の記憶が正しければファミコンのゲームでもAボタンを押すと会話を次に進められたと思うのですが、
残念ながら本作はそれより劣化してしまっているようでした。

・どうしようもないオンライン要素
本作が1年近く延期した理由がオンライン要素の不具合でした。
製作スタッフ曰く「オンライン要素は面白さの根幹なので妥協できない」とのことでしたが、
本来一人用の2Dアクションゲームでそれはどういうことなのかとずっと疑問に思ってました。
公式ブログでそれに触れられることもなく嫌な予感がしていましたが、蓋をあけてみれば結局、
タイムアタック勝負とか、ちょっとしたミッションの二人協力プレイでした。
こんなののために1年延期したのかと思うと、情けなくて涙が出そうです。
それでも、プレイができればまだいいです。
できません。
マッチング検索条件を全て「なんでも」にしても一切マッチングできません。
結局のところ「オンライン要素の不具合」とやらは最悪に致命的な形で残ってしまいました。

・コールちゃんを操作できるのが1ステージ
PVでコールちゃんを操作しているシーンがあったので期待していたのですが、
彼女を操作できるのは1ステージのみで、しかも大して面白くもないです。
また、ストーリーでもこの1ステージ以外絡まないので殆どいてもいなくても一緒です。


【総評】
見ての通り、良かったところと悪かったところを列挙するとどうしても悪かった点が多くなってしまいます。
それでも悪かった点を相殺しうるほどの良い点はあります。
昔ながらの高難易度アクションゲームを求めている人にはおすすめできるゲームです。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

台詞はスキップできますよ

イスカ | URL | 2016年06月25日(Sat)19:08 [EDIT]

シーンごとスキップしかなかったですよね?
もし普通にテキスト送れたのならごめんなさい

JAKE | URL | 2016年06月26日(Sun)00:22 [EDIT]

PS2のkunoichiは前作より簡単だと聞いてイージーを辛うじてクリアした俺なら何とかなるだろうと思ったら
前作と違って時間経過による体力減少が無くなった代わりに落下死大幅増加してて萎えたのを思い出したでござる

最近PSPの○が全く利かなくなりPS2の本体が壊れてコントローラーが暴走したり画面チラつきっぱなしでゲーマーライフがヤバいでござる
それが無くても大雨続きで精神ヤバいっちゅーねん

それ俺 | URL | 2016年07月13日(Wed)20:47 [EDIT]

うーん即死大量系のゲームが悪いとは言いませんが、
大体テンポが悪くなるから正直微妙なのが多いですね…。

PS3かいましょう・・・。

JAKE | URL | 2016年07月15日(Fri)01:47 [EDIT]