もう幼ければなんでもいい

【漫画】3月のライオン 感想

3月のライオンを最新刊の12巻まで購入。

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ひねてくれてる自分がこういう既に有名になってる漫画を買うのは相当珍しいんですが、
表紙やあらすじを見てビビっときたので一気に買いました。





買った時と同じくらい一気に読み終えました。
そしてなるほど、これは人気が出るなあと。

物語をかいつまんで説明すると、学生のプロ棋士として自堕落的な生活を送ってきた主人公、零(れい)が、
とあることからまったく無関係の三姉妹の家にお世話になって、彼女らや他の棋士とともにいろんな出来事を体験していきます。
生きたいと思う気持ちすら希薄だった零が、周囲の人間の影響でどのようにして成長していくのか…という物語、だと思います。

この漫画の最大の魅力が登場人物の「熱量」のように感じました。
プロ棋士らの将棋への拘りや熱意が実に生々しく描かれており、どいつもこいつも応援したくなるような奴ばかり。
一方で零と川本家の三姉妹が徐々に本物の家族になっていく過程もとても優しくて、アットホームな雰囲気も合わせ持つ漫画です。
とにかく人物(及びその内面)の描写がとても丁寧。
就寝予定時間を大幅にオーバーして寝不足にさせられる程度にはページをめくる手が止まりませんでした。





なお、単行本の裏で何度も強調されている「優しい物語」であることは間違いありませんが、
必ずしも「明るい物語」ではありません

両親、妹をなくした零はとあるプロ棋士に養子として引き取られるが、そこでは…

中学校で悪質ないじめが発生し、友人が転校。さらに…

クズの権化のような父親が再び家族の前に姿を現して…

などなど、割とドス黒い話がかなり長期に跨って展開されていたりします。
また、そういう黒さの描写すらもが非常に生々しいです。
そういう暗い話はもうええんじゃ!という人には向かないかも。

自分も、もう一度最初から読もう!というのは他の漫画に比べるとかなりハードルが高そうな気がしました。





12巻まで読んで最高だと思ったのが10巻。
これまでの謎がほぼ全て解き明かされた上での零の決意。
もしこの漫画に興味があるならここまでは読んだほうがいいと思います。

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