もう幼ければなんでもいい

【長編RPG】『Connect Planet』 感想

Image0ff20170508140104.png

Image0ff20170508021344.png


去年公開されたフリゲ長編RPG、『Connect Planet』を10時間ほどプレイしました。
少なくとも人にお勧めできるゲームじゃありませんでした。

・ダメな点

このゲームで大きくダメな点として『序盤のストーリーが意味不明』と『次にどこにいったらいいのかわからないのが多発』が挙げられると思います。
レビューページでも、この2点はよく書かれています。



■『序盤のストーリーが意味不明』

Image0ff20170508140632.png

Image0ff20170508140636.png

記憶を失い、自分が誰かもここがどこかもよく分からない少女が主人公。
そんな少女が初っ端から突然「村へいこう」などと言い出す。
村ってなんだ…?と思いつついざ行こうとすると、「近くにある漢方のお店で準備しよう!」って言われる。
なに漢方って?ってか記憶あるの?ないの?

漢方の店に行くと店主がなぜか記憶喪失前によく遊んでいたっぽい知り合いのうちの一人だったんだけど、
特に何も聞かずに店を去る。

????????????????
なんで自分が誰かとか、自分に何があったのかとか、他の友達はどうしたのか何も聞かないの???

プレイヤーが感じて当然の違和感を抱きつつなんとか村に着くと、
主人公「村に帰ってきた~」
お前の村だったの?????????????

普通に自宅もあって母親もいるけど、特に何のイベントもなく会話するだけで終わる。
記憶喪失以前に頭おかしいだろ。

他にも専門用語が乱発されて「アドベントシフトで世界が激変しちゃったからこのあたりの地形が変わっちゃったかな」といった台詞が何の説明もなく出てくる。
いや、何、アドベントシフトって。



■『次にどこにいけばいいのか・何をしたらいいのかわからない』

『そもそも主人公たちがどこに行けばいいのかわかってない』パターンと
『主人公たちはわかってるけどプレイヤーが何をしたらいいのかわからない』パターンに分かれる。

前者の場合、イベントのが一区切りがついたあとに発生。
そもそも主人公の冒険自体に明確な目的地があるわけではなく、
次にどこにいけばいいのかほぼ示されないときがある
かといっていろんなところに行けるほど自由度があるゲームでもなく、
適当に歩いていたらなぜか次の目的地についてイベントが進んだ、という感じに。
仲間と相談する「相談コマンド」があるけど、これがクソの役にも立たなくて、殆ど何のヒントにもならない。

後者は、イベントの最中に発生。
イベントを進めるために必要なフラグがかなり多く、町に着くたび全ての村人に話しかける必要がある
しかも村人一人ひとりの会話がかなり長く、スキップ不可
町自体も広く、人数も多い。
大抵は何をやってもイベントが進まなくて、何度も何度も同じ会話を聞くことになる(しかも長い)
やはり「相談コマンド」は助けてくれない。
ファミコンのRPGか。

しかもこの長い会話、ネットスラングやパロディネタなど没入感をぶち壊すものが多く
そんなものを何度も読まされるのだからもう苦痛でしかない。




他にも覚えてることとしては


・回復アイテムを大量に買っておかないと突然の強制イベント戦闘で詰む

・マップがバグっており、変な場所を歩けたり、街中を歩いていたら突然へんな場所にワープしたりするのが多い。

砂漠のダンジョンが「広大なループマップの中、2本立ったサボテンの間を通る」のを3回繰り返させるというあまりにも酷いもの。
サボテンの間通るとイベントが進むのはノーヒント
あと特に何か目的があって砂漠にきたわけでもないのだがここにしか行くところがない
しかも歩いてるだけでなぜかパーティのHPが一瞬で1になる。
ここで投げる可能性大。

・黒髪の子を探して話しかけろってイベントでそいつが茶髪の歩行グラフィック

・「相談コマンド」の更新頻度が非常に低い。
目的地についたのに、「目的地にいこうぜ!」とか、こんなんばっか。
しかも雑談が長いので、試しに相談コマンドを選んでみて前に見たやつだと1分近く時間が無駄になることも。

突然主人公が携帯電話を取り出す
そんなん持ってるなら最初からいろんな人に電話かけてみたら??

・イベントの発生状況や場所(マス)が詰みかねないレベルでわかりにくい。
「相談コマンド」での指示に従うとイベントが発生しない罠は酷すぎた

・見たことのないキャラが当たり前みたいに勝手に会話に加わってたりする。たぶんバグ。
この記事の最初のアリシアって子ですが、僕はこの子が誰だかわかりません。突然出てきました。

・最序盤からの仲間が、突然「私はこの国の王になる」とか言って途中の町で抜ける
別れのイベントも殆どなくあっさり抜ける。
え??????????????・

・レビューによると、続編ありきの中途半端なところで終わる



覚えてないだけでまだまだあったと思う

作者なら序盤のストーリーも次の目的も理解できるんだろうけど、俺は作者じゃないんだよなあ…
という気分でのプレイだった。
最序盤のキャラクターが本当に作者にとって都合のいい操り人形だったのが、最後まで頭に引っかかってしまった。





・良い点

Image0ff20170508140243.png

絵が可愛い

戦闘がシビアなバランス(俺は好み)

仲間キャラ同士の掛け合いが多く、一緒に冒険してる感が出てる。
テンポの悪さにも繋がってるけど…









まとめると…なんというか、作者との溝を感じるゲームでした。
キャラクター自体や、掛け合い、戦闘バランスは好きだっただけに残念。
他人には絶対おすすめできないけど、最後までやってみようかな」と思ってましたが、
レビューで「変なところでストーリーが終わる」というのを見て、断念。

他にも目立つ荒が多く、半年以上更新を繰り返して最近ではもう殆ど更新されないようなので、あきらめました。

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

初めまして。
数年前から閲覧してましたが、初めてコメントします。
このゲーム、ふりーむの長編RPG部門金賞だそうです。
審査員コメントでも進行、展開の分かりにくさは指摘されてるものの、それを覆すほどキャラが魅力的だったのでしょうか。

はち助 | URL | 2017年05月10日(Wed)11:43 [EDIT]

はち助、コメントおよびご閲覧、ありがとうございます。

この作品に対する感想の方向性としては私もレビューページもだいたい同じあたり、悪い面をどれだけ軽視し、良い面がどれだけ重視するかが評価の分かれ目ということなのでしょうか。
キャラクターの良さを堪能できればよかったのですが、どうしても序盤の作者の都合でしか動かない主人公が気になりすぎて、最後まで感情移入ができませんでした。

重箱の隅の埃が気になる神経質さのあまり面白いゲームを素直に楽しめなくなっている最近の自分を感じています。

JAKE | URL | 2017年05月11日(Thu)03:38 [EDIT]