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もう幼ければなんでもいい

【ノベル】『Christmas Tina -泡沫冬景-』 感想



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Steamにて2020年1月3日に発売され、今年の9月についに日本語化が実装された『Christmas Tina -泡沫冬景-』
分岐の無い純粋なノベルゲームであり、日中共同制作ナルキッソスのライターである「片岡とも」氏が担当といった点が特徴として挙げられます。

少しずつ少しずつ進めながら先日ついに読み終えたので、少しばかり簡単な紹介と感想を書きます。


『Christmas Tina -泡沫冬景-』 Steamストアページへのリンク





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ひょんなことから、中国人の青年の「景(ジン)」と、日本人の少女「栞奈」同じ家で地上げ屋のバイトとして共に暮らしていくことになりました。
されど時は1988年、翻訳サイトのような便利なものなどなく、分厚い言語の壁に二人は満足に意思疎通を取ることもできません。

「どうしてこんなことに」
「このまま上手くやっていけるのだろうか」
「相手は一体何を考えているのだろうか?」


といった葛藤を抱きながらのジンと栞奈、そして2人を取り巻く関係者の接し合いを見守っていく、そんな物語です。





特筆すべきは、2人の隔たりとなっている言語の壁を、実際にジンは中国語で、栞奈は日本語のボイスで話すことにより自然に表現しているところです。

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テキスト上ではジンの言いたいことは日本語で描写されるのですがボイスは中国語となっているため、それを聞いても何を言いたいのか分からない栞奈の困惑がとても分かりやすくなっています。
そして逆もまた然り、です。



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そういったボイスによるものも含めて、演出が素晴らしい作品でもあります。

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1枚絵が非常に多く、通常の立ち絵が表示されるシーンがあまりなく、それすら見せ方によって新鮮に彩っています。
通常のADVでよく見かけるウィンドウ+普通に立ち絵を表示しているといった光景はこの作品だと逆にレアで、故・minori作品の構造に近いと言っていいかもしれません。
見ていて飽きないノベルゲームと言えます。





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ボリュームはオートで 14時間 程度でした。
定価3000円から考えるとコスパ的には並程度ですが、内容が面白かったので満足度は高かったです。
単純なノベルゲームなので内容が面白かったとしか言いようがないのでもどかしさを覚えますが。内容が面白かったです。

また、Steamは頻繁にセールをするので安くなるのを待ってもいいかもしれません。
現に、これを書いているタイミングで60%引きのセールをしています。





なんとも言えない距離感の男女から始まる物語に興味がある人は、是非『Christmas Tina -泡沫冬景-』をプレイしてみましょう。

『Christmas Tina -泡沫冬景-』 Steamストアページへのリンク

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